冬本番 チトカニウシ

【期間】
2017.12.29~2018.1.2
【人員】
HUSVⅢ 岡崎翌見・・・今年行った冬の全山行で怪我人か退部者を出した。今回は奇跡 の二枚抜き!
HUSVⅢ 祖父江光平・・・良い奴。
HUSVⅡ 松本大成・・・退部。
HUSVⅠ 田鍋颯一・・・良い奴。
HUSVⅠ 膝舘智明・・・怪我で不参加。

【背景】
毎年 、12月24.25日のクリスマスにしっかりと日程をかぶせ、独り身が9割近くを誇る我が 部”山スキー部”の部員にとって嬉しい忙しさを提供してくれる「冬合宿」を経て冬本番を 迎える。“ホワイトクリスマス”などという恐ろしい言葉に我々は屈することなく年末を迎 えるのだ!!冬本番、ひいてはその後の山行を安全に行うため、この合宿を行うのだが、 チトカニウシのメンバーの1人松本は合宿前に敵前逃亡(山スキー部退部)、もう1人膝舘は 合宿中に靭帯を損傷し、冬本番で戦闘不能になってしまった。クラッシャーの異名を持つ Lの岡崎は、さらに潰し屋としての箔がついてしまった。結果、当初の予定より2人少ない パーティー編成で、冬本番が幕を開けた。この山行の目的は、”雪洞泊”とbigスロープ”F”の 滑走である。十分な準備と極限までメンバーを削り落とされた不十分な人員で入山した。
【内容】
1日目 12/29
この日のメインイベントは雪洞づくり。予定の雪洞泊ポイントで雪洞を作成した。祖父江 が入り口の横穴を想定より高い位置で掘り進めてしまったため、雪洞内の天井は30センチ を切る箇所ができてしまった。5日間もつか分からない状態でベースキャンプが完成。ハ ラハラしながら寝泊まりすることになった。

夜はタコの半頭をみんなで食べた。火を中途半端に入れたためゴムのような食感になった 。不快。

2日目 12/30
この日はガスがかかり樹林内スキーを楽しんだ。雪が良く、気温も低いため一日中良い雪 質で滑走できた。田鍋は一年生とは思えないスキー技術を我々に見せつけて、3年生の2人 は冷や汗をかいた。負けてはいられない。。。祖父江は21歳とは思えない感性でカメラの シャッターを切る。(良い写真、動画が全く撮れない。)

田鍋:この日は寒く、いい雪がたまっていた。

祖父江

夜は怪我で不参加の膝館から差し入れてもらったカニを食べた。

3日目 1/31
大晦日だ。この日は予報通りスカッ晴れ。冬とは思えない陽気となった。この日はピーク 付近で朝焼けを拝んだのち、念願の”F”を滑走した。雪はこの日の昇温で重たくなっていた 。滑走を楽しんだというより、滑りきった後の幸福感、達成感のほうが大きかった。夜は 年越しそばを食べ、トランプをした。

ハイタッチ! チトカニピークにて朝焼けを拝む、田鍋と祖父江。

朝日

スロープF滑走後:部活史上初滑走者の祖父江

雪洞から夕焼けを見ることができた。

4日目 1/1
正月ということで餅をついた。もち米から炊き、すりこ木で餅をつくのだ!量が多すぎて 元旦から苦しめられた。
前日の日照のため、南、東面は雪がガチガチになっていたため、西面と北面を狙った。吹 き溜まりの雪はまだ生きていた。

祖父江

田鍋

岡崎

この日は雪洞に穴が空き、テント泊をすることに決定。5日間もたなかったが雪洞内は快 適だった。夜はテント内で手巻き寿司を食べた。おいしーーーーーー!

膝館からいくらの差し入れもあった。

タコ全頭。手巻きの具へ。

5日目 1/2
この山行の最後を締めくくるスロープは”L”。樹林外の綺麗なスロープだ。最高の天気の下 、日照にやられた難しい雪を滑走した。気持ちの良い達成感!!

この山行のベストショット。”L”滑走後の一枚

リーダーは相変わらず仏頂面。背景も天気も台無しだぜ!!

最後に
当初の目的はほとんど達成することができ、縁起良く年末年始を過ごすことができた。楽 しかったです。Lの岡崎はこの後の山行も続々と怪我人、退部者を出すことに余念がなか った。原因は不明だが私と一緒に山に行くと一人また一人と姿を消していくのだ。この山 行は恐怖の始まりに過ぎないのだーーー!

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